拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『不立文字』を解く方程式

今日のこのタイトル『「不立文字」を解く方程式』・・・には自笑してしまう。 ヨーロッパはスイスフランス語圏に30年以上住み着いて、ろくにフランス語を読み書き話ができない自分が 『不立文字』だと言っている先から『漢字』という文字こそが、『不立文字…

東洋自分なり研究所 〜 『身心一如』について

本なんかで『東洋思想』みたいなものを勉強しよう・・・なんて思う時 基本的事項としてまず説かれるのが『身心一如』のような気がするが、実際に坐禅の修行をした私自身を省みると それを意識した事は一度もなかった。というか当時その『身心一如』という言…

東洋自分なり研修所 〜 『 0 』 の自覚

『0』が『0』を自覚した・・・それが『0』の自覚 … なんて事を考えていた時、 何のタイミングか、算盤(そろばん)を習っていた時の決り文句 『御破算で願いましては〜』・・・を思い浮かべた。 Z世代(デジタルジェネレーション)の若者達はこの言葉知…

ピンポイントの記憶 〜 『ローソク出せ、出せよ〜』

先日と言っても10月31日の、いわゆるハロウ〜インの夜の事。 我々夫婦が近所のカフェにいると、約30分ほどの間に市販のハロウイン衣装を身につけた子供達(4〜5歳)のグループが 3組ほどカフェにやって来て何か叫ぶと、その子供達に店主がお菓子を配る…と…

東洋自分なり研究所 〜 芭蕉の『音』楽

『東洋自分なり研究所』・・・『自分なり』っていう、『いい加減』や『適当』が許されそうな命名した自分をまずは誉めたい気がする。 というのは天下の『俳聖』、松尾芭蕉について謙譲などではなく、無学そのままの私が云々する事自体がありえない事であるこ…

還暦ギャラリー『森』 : 中世祭り

数あるNetflixの混合玉石の作品のなかで、最近私がはまっているのは西欧の中世物語である。 SFが大好きだけれども、最近はNetflixの優れた作品のおかげで過去の『中世物語』により興味を持っている感。 先日まで『マルコ・ポーロ』を観て、チンギス・ハーン…

効かない呪術

10月最後の日曜日、30日にサマータイムが終わり、夜の暗闇が急に襲ってくるような11月。 我々は飽きもせず『二人花札』で自己の運勢を占う儀式を執り行っているが、秋の夜長はとりわけ力が入る気がする・・・ 花札は本来3人でやるようであるが、我々が工夫し…

星のお告げ・・・

昨夕、義父にとって最期の自宅住まい…になるであろう、また相方ニコルにとっても親元を離れるまで住んでいた家の 玄関を開けて外を眺めた時、目前にらんらんと輝く満月を義父と一緒にそれを眺めることが出来たのだそうだ。 帰宅する電車の中でググると翌日…

154人圧死の悲劇から…

10月29日韓国ソウル梨泰院での154人圧死事故の悲報は、世界中の人を震撼させた。 この事故が起きる以前、私は『道の字』の『首』について考察していて、これについて何かブログに書こうと思っていた。 『漢字』の著者・白川静氏によると『道』の字の『首』に…

爺人(yajin)にはドーピングを!

2週間前に、30%という値引きに惹かれ、軽い気持ちで『ワイヤレスイヤホン』を購入した。 若い人達にとっては、今頃『ワイヤレス』といっても別にそれがどうした…というレベルだと思うが爺人の私にとって、一人湖畔を散歩する際『Spotify』でマイライブラリ…

『Last』・侍

『ラスト・サムライ』2003年に公開された映画は、エドワード・ズウィック監督、主演トム・クルーズ、 渡辺謙 助演で大変話題になった。 私はスイスでオリジナル英語版(フランス語字幕)で見て、英会話部分の60〜68%ほどしか理解出来なかったものの サムラ…