拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『直指人心』とフーテンの馬骨

Youtubeで『Pivot〜人類はどこから来て、どこに向かうのか』のテーマで、国立博物館、館長:篠田謙一氏の話は面白かった。 彼の近著『人類の起源』をもとに、2006年の『次世代シークエンサ』による人類学に起きた革命について解説・・・。 『次世代シークエ…

尊厳の華

72年・・・という歳月を人間として生きてきて、『何のため生きている?』という極単純で、当たり前な疑問に もうそろそろ『答えろや!』・・・と、絶えず心のどこからか、答えを迫られてきた気がする。 もしかしたら、この『疑問』が原因で自殺する若者もい…

『意得(イ・エル)観音』菩薩の来訪

私がバトミントンに夢中になっていた40代のとき、クラブのマレーシア人のコーチと友人になり、 その彼とスイス人妻との間に、息子が誕生した時、ヨーロッパのキリスト教的慣習による、ゴッドファーザーに任命されたいきさつから 私と相方は、彼の息子の(形…

『 一言居士 』

考えてみると、私が禅修行した道場が円覚寺の『居士林』という所で、居士(男性)、禅子(女性)さんという呼び名も 道場を仕切る役を拝命された時(直日、侍者、典座など)は、修行中日常的に使う単語であったから、私も『居士』という わけのわからない、…

『 世間虚仮 』

昨今の都知事選や、一連の米大統領選挙にまつわる出来事をみるにつけ、馬骨仮装(仮想に非ず)論の『仮装劇・・・』感を強め、 不安がつのる中、『世間虚仮・唯仏是真』と言った6世紀の人、聖徳太子の言葉をたまたま見出した。 我々が『マトリックス!』と騒…

『観世音菩薩』考

当研究所『東洋自分なり研究所』のメイン研究テーマである『観世音』について、素龍子『丸坐』の発見(7月10日のブログ)により多大な進展をみたが 昨日、『観世音』峡谷を渡り行くことで『丸坐』について確証を得たので報告したい。 これまで、『観世音、観…

意識の『ホール・イン・ワン』

『空』の字については、『工夫』によって『風穴』を開ける、だから『空』・・・というイメージは前からあった。 が、昨日思いついたのは、実に『ホール・イン・ワン』だった・・・。 この発想には、もちろん『空くう』の『穴』から来ているが、ゴルフボール…

悟覚(ゴガク)における『素龍子』

だいぶ以前に『仏教』という名称について、馬骨論を披露した。 『仏教』の『仏』は、人偏(亻)に『ム(無)』と書いて『仏』であるから・・・『人をして無にする教え、無から仏にする教え』である。 ということで、古来より『仏教』は、『無』をベースにし…

『人脳シンギュラリティ』は『慈悲心』の覚醒

『AIの研究は、つまるところ人間の研究だ・・・』とは、AI研究者等の『言』であるが、 これまで神秘のベールに覆われた如きブッダの『悟り』・・・というものも、『AI関連テクノロジー』の進展にともない生み出された様々な 『新言語』により『人間そのもの…

『魔トリックス(色メガネ)』にみる仮装現実

これほどひつこく映画『マトリックス』を、いつまでも引っぱっている奴(馬骨)は、この世にいるだろうか?(ある意味、公案だからな…) マトリックスは、主人公ネオが『?』・・・と、現実を疑ったところまでは大変良かったが・・・ その後のストーリーは『…

れんほ〜!

気ぜわしい・・・。 この半年いろいろな事があって、天気のことも気にせずにいたが、確かにパットしない天気が続いていたのに、今日は一転この写真のような快晴。 散歩から帰宅して12時(スイス時間)。 Youtubeでは都知事選の日本時間19時、蒲田でのライブ…

義父の葬儀

一昨日、7月2日義父の2回目の葬儀が無事終わった。 6月17日に、わけあって相方ニコルがひとり取り仕切った、親族、親しい友人だけで行った葬式。 相方にとっては大変な心労であったが、父への個人的思いを十分に込めることができ、友人等と気持ちを分かつ親…

禅と警策(棒)

『命』という字が、『𠆢』(ひとやね)+『一叩』・・・ということに気付いてから、禅における『叩打』の意義を考察。 禅の修行というと坐禅だが、その坐禅中、和尚さんや雲水が警策という平たい棒を持って、堂内を監視している様子は 禅修行風景として、知…