拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

必撮無眼流

必撮無眼流 ~ 審美眼

スイス闘牛の本場、バレー州の州都Sionでの写真展も今日で4日目、友人などが遠くからはるばる来てくれて感謝感激。 地元の写真家も何人か来てくれ、色々話が弾んだが、意外だったのが闘牛をテーマにした写真展はこれまでほとんど無いとのこと。 ラジオや新聞…

必撮無眼流 〜 写真展『L'homme et la bête 』スイス闘牛

今週の金曜日5月31日よりスイスのバレー州、州都シオン(Sion)で10日間の写真展を行う。 べく、準備などなどで忙しいというより気ぜわしくして…(という言い訳)によってブログ更新を御無沙汰していた。 写真は2004年〜2010年にかけて撮りためたスイス闘牛…

写真の神様 H・C・B 夫妻と一撮

名もなき写真家、必撮無眼流開祖・一撮にとって秘蔵と呼べる唯一の写真を初公開すべきタイミングが来たようだ。 いつの日か…とは思っていたが、ブログという形で公開する日が来るとは… 時は1978年、一撮26歳の時、まだ芦屋芸術学院に写真科助手として勤めて…

必撮無眼流 〜 究極のプリント

久々の必撮無眼流であるが、これを生み出した経緯やらを考察しつつ・・・。 およそ35歳(1987)〜48歳(2000)の13年間ほど、写真活動を完全に休止していた。 51歳(2003)の時、それまでの観光ガイドという不規則な仕事から引っ越し屋に正社員として勤務す…

-Imageの街- Vevey 2018 ・その1

フォノグラフィ?だかなんだか知らないが物凄い臨場感に、俺は驚いた。 妖しげな地下の一室に設置されるモニターにはわけのわからないパターン映像が… このぐらい徹底して遊んでくれると、こっちも楽しめる・・・ ヤバイ赤光線に『魔』がさすような雰囲気を…

必撮無眼流 〜 袖触れ合うも他生の縁

日本の40度の猛暑にくらべると、せせら笑うスイスの猛暑は30度である。 年に数回しか使わない扇風機を昨夜は、寝る間際弱風で2時間にセットして寝入った。 日本の家屋にはクーラーがあるとは言え、日中40度というのはちょっと冷や汗ものだ。 30年ほど前東京…

ブレッソン〜フランク〜ドアノー

先週の土曜(6月9日)Versoixベルソワというジュネーブ州の小さな町にある美術館 Boléro にて フランスの超有名な写真家 ロベルト・ドアノーの写真展と 孫娘クレモンティン・ドルディル監督の映画『パリが愛した写真家ロベルト・ドアノー永遠の3秒』 の映…

カメラという道具

写真学校で助手をしていた頃の話で デザイン科の若い女の子に頼んで野外で写真を撮らせてもらった時のこと、多分フイルム2,3本とったころ 写真を撮っている最中に彼女が泣いた…というか、涙を流したのだ。 不思議に思ったけど、ボクも彼女もその涙の理由…

  必撮無眼流とな…

自分の写真について聞かれたら…(まぁ、聞かれることもないだろうが) 『必撮無眼流…です』と答えるかもしれない。 その心は…拈華微笑なり。 華を撮(つま)んで、人々に示す・・・で、分かる人は微笑み、分からない人には分からない。 最近、写真を指導する…

写真の威力

『生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人』こういう言葉が厚さ10cm,で50x35cmぐらいの分厚い板に書かれ禅道場の入り口に綱で掛けられボクが通っていた居士林では朝、晩の2度木槌で真ん中を決められた作法のやり方で叩いて、真ん中がだんだん木が削られて…

必撮無眼流 ~ 猫の記憶

森山大道の『犬の記憶』に匹敵しそうな猫の図パリのジュンク堂で森山大道著『犬の記憶』を買って、今日読み終えた。彼の本を読んだのは初めてで、饒舌とも言える文才に舌を巻いた。彼の写真から受ける印象、彼自身の肖像写真から受けた森山大道という人の印…

一撮2017年度最高傑作写真発表…

先日、12月31日に一昨年のブログを見ると、2016年度一撮最高傑作写真発表…というのがあった。 該当作品なし…とあって、ああ、そういう一撮企画があったナァ〰と、それをすっかり忘れていた。 早速、昨日、2017年中に撮った写真を精査したが、まったく気に入…

『忖度』知らず

先日、友人の陶芸家の恒例の展示会へ行った時の話。日本人女性がスイス人の友人を連れて見に来ていた。彼女(日本人)はスイスにもう40年以上住んでいるという。ボクと陶芸家の友人とその彼女の3人の日本人でいろいろ話していると陶芸家が今年の流行語大賞は…

禅的箱庭

もう、20年ぐらい前だったか? 細長いバルコニーに禅的『箱庭』を制作。 2種類作ったうちの一つ、これは小さい方。 生き死にしながらも、シダがしっかり生息しているせいか、比較的安定した庭環境を自然維持している。 そうだ、名付けようよ。えーと…ニコル…

スイスの夏・2017(その2) ヨーデル祭り

この6月末…というのは何故か、催し物がローザンヌ周辺で多く、想定外の暑さの中できるだけ見てやろう・・・と思っている ものの一つが昨日行ってきた『ヨーデル祭り』。(先週金曜、一週間間違えて電車で2時間のBrigという街に行ってしまった) このお祭りは…

必撮無眼流 〜 (新シリーズ)スイスの夏・2017(その1)

今のスイス(6月)のうだるような暑さは スイス気象過去150年で2003年に次ぐ2番めのCanicule(カニキュール=酷暑)で明日 ジュネーブは35度になるようだ。 そう言えば、2003年はジュネーブの引っ越し屋に入社した年だったが、その15年後の退職年2017年もカ…

必撮無眼流 〜 右脳か左脳か?

以前から脳の機能については非常に興味があった。 最近、何かでそんな話を読んだ事がキッカケで自分が関わっている『写真』とか『禅』とかそういったことを この脳の機能ということから、これらのことをあらためて考えてみるのも面白いのではないだろうか。 …

必撮無眼流 〜 言葉の壁 (写真展最終回)

言葉ほど『メンドイ』ものは無い・・・と言葉で意識しない段階で40年前、ボクは写真の道を選んだのであろうと確信する。 それなのに今回の短歌付き写真『展』を催したのは・・・何故であろか??? まぁ、お月さまを真正面から撮った写真、例えば。 ボクはこ…

必撮無眼流 〜 (写真展その3)日曜撮家の集大成

図らずも退職記念写真展となったが 今回展示した写真の大半は 定番の週末湖岸散歩の際に撮りためた写真に短歌や俳句を付けたものである。 スイス社会の言い方では毎日普通に仕事をすることを100%の仕事、と表現するが、まぁボクも毎日仕事をしていて週末し…

必撮無眼流 〜 退職記念写真展 その2

今日は写真展4日目、月曜だけど昨日は復活祭だったので振替休日。 僕自身は現在,在職最期のバカンス中だし、ヨーロッパ全体(?)も復活祭で今日まで4連休ということで なんだか曜日感覚がなくなって変な気分…、…その理由は一日中ギャラリーに籠っていること…

必撮無眼流 〜 退職記念写真展(短歌付き)

去年の暮だったか?!3人合同展を4月にする予定だった人形作家の友人から、一週間予定が空いているんだけど『やりませんか?』・・・という申し出があった。 ギャラリー代無料との有難い申し出なので即答でOKした。 その時は全く意識していなかったが、いよ…

必撮無眼流 〜 意識!

先日、フェイスブックを流し見していたら、看過できない記事に出会った。 タイトル:量子論と意識の奇妙な関係 と題した、ランザ博士の著書からの紹介記事 生命中心主義:いかに生命と意識が宇宙の本質を理解するための鍵であるか(という著書名)によると …

必撮無眼流 〜 My home-page

やっと、念願の我がホームページを公開する決意がついた・・・というか、これ以上グダグダと細部にこだわっていても しかたがない気がし、清水の舞台から飛び降りるつもりで公開に踏み切りました。 未完成もいいところなのですが、徐々に完成を目指して奮闘…

必撮無眼流 〜 アフリカの面

今年の夏ボルドーに行った時、露天の市場で『アフリカの面』を買った。 ボクの中では多分、もっとも縁のない国アフリカ、そしてお面。 ただ、何故か昔から木製のお面には(どこの国によらず)漠然とした畏敬の念を持っている。 15年以上も前のこの時期、ボク…

必撮無眼流 〜 カオスの街(ルッツエルン・カーニバル)2005&6

今日、ここにアップするのは、スイスに来てから撮った白黒写真。 2005、2006年と連続して見に行った『ルッツエルンのカーニバルの写真』のスライド・ショーである。 ボクの住んでいるスイスフランス語圏は基本的にプロテスタントなのでカーニバル(謝肉祭』…

必撮無眼流 〜 還暦にはスライド・ショー

アラ還・撮家としては、撮り散らかした過去の写真を『還暦』することは非常に重要である。 その意味では、デジタル時代に『還暦』を迎えた自分は本当に幸運であると思う。 というのは、ネガフイルムをデジタル化して『時』の流れによる『表現』の流れを『音…

必撮無眼流 〜 『撮家』宣言

写真活動をやる人間として、自分を称するに『撮家』・・・がもっともふさわしい事に気づく。 『写真家』というと普通、写真を職業として活動している人ということになっている。 プロでない『写真家』を『アマチュア写真家』と称しているが、どこかプロ写真…

必撮無眼流 〜 SMは猫だったの巻

バカンスはやはり馬鹿にできない。 グダクダすごしているようでいて、バカなりに最後の2週間目の後半にはわずかながらにも自己の日常の面で多少なりとも進化している・・・ と思えた進化というのは この夏、アルル・写真フェスティバルに行くにあたり名刺は…

必撮無眼流 〜 走れメロス (1978)

『2週間のバカンス』『ホームページ』『気になる昔の写真の作品化』・・・などのキーワードがバカンス前からボクの顔面前に、馬には人参のごとくぶら下がって強迫観念症におちいって、 早くも一週間になろうとしている。ボクが写真家であることを知っている…

必撮無眼流 〜 アルル審美眼フォト・フェスティバル・2016 その一

7月4日〜9日朝までアルルへ行き、フェスティバルの目玉?『ポートフォリオレビュー』に参加してきた。 ポートフォリオレビューとは・・・ギャラリーのオーナーや、写真美術館のディレクター、編集者、フォトフェスティバルの主催者やキュレーターなど 普段写…