拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

色読是空

西加奈子著『くもをさがして』を読んで

本屋さんのない国(日本書籍がない)に住んで、はや30数年・・・、本との出会い方と購入方法の、昔とあまりの違いに不思議・・・。 このへんの事情というのは、海外在住日本人ならではでありインターネット有無前後で、天と地の差というのか、たったのワンク…

審『美』眼は『沈黙』の中で育成される

書籍で『沈黙の作法』、山折哲雄x柳美里(対談)著を読了。 やっぱり紙の本はいいなぁ・・・。 読み終えた本の厚みを手にして、『あぁ読んだ…』という実感を持つ事…自体に何か意味があるのだろうか? 海外在住ということで自然、電子書籍(アマゾン)購入に…

爺婆学 (ジェロントロジー)とは?

今、寺島実郎著2冊を同時進行で読み、今日『ジェロントロジー宣言〜「知の再武装」で百歳人生を生き抜く』を読了。 寺島実郎氏についてはYoutube番組『世界を知る力』のシリーズを見続ける中、政治経済についての的確な資料を提示し、日本の 行く末について…

『日日是好日』を読んで 

昨年だったか、アマゾンプライムで映画『日々是好日』を観て、素晴らしい…と思った。 それが先日、北海道の田舎に住んでいる姉と携帯の映電で話した時、この映画の話がでてもう一度見る気になって観てみた。そしてさらに森下典子著の原作『日日是好日 お茶が…

『魂の退社』を読んで…

前回の『寂しい生活』と同じ著者の稲垣えみ子さんの本『魂の退社』を読んだ。 これを読んで、前回の本『寂しい生活』への流れがよくわかったのは、そもそも『魂の退社』2016年出版、『寂しい生活』2017年出版の順であったからであったのだ。 『魂の退社』が…

『寂しい生活』を読んで

スイスでも昨日から『ちょっとゆるく、レストランとかカフェとかお店などがオープン』。 で、今朝から急に温度が下がって寒いくらいの気温だったが、相方と今日のボクの68回目の誕生日に何かプレゼント用、本でも買いに行きましょうと街にでかけた。 今日ま…

王様になった俺

先週の日曜 1月6日はキリストの誕生を世に公にした三人の王様にちなんで「王様の日」でパンの中に小さな陶の王様を隠し、それを何人かで分けあって食べたとき、その王様を当てた者が王様になる…という宗教的慣習『王様の日』がある。 ボクはわりとよく当てる…

群青の海へ… 平山郁夫著

去年2017年10月、尾道を2泊3日した最終日、ホテルの地上階が船乗り場でそこにある海図を見ると 幾つか島巡り図があり、生口島という島に平山郁夫美術館というのがあった。平山画伯については、ボクが丁度禅修行のために日本に帰国している時(例えば1987年、…

アドラーで悉皆成仏

先日、紹介したPodcast、茂木健一郎さんの『Dream heart』で最もインスパイアされたのは心理学者・哲学者の岸見一郎氏の『アドラー心理学』の話だった。 アドラー心理学を紹介する目的で書かれた『嫌われる勇気』が百万部突破というので、早速Kindleで取り寄…

『ブラックアウト』を読んで

写真展準備の為にとった一週間のバカンスも5月2日の日曜で終わり。 なんだかんだで忙しかった休暇中以前から読み始めていたエキサイティングな小説『ブラックアウト』上下2巻を読み終えた。 作家の マルク・エルスベルグ(オーストリア人1967年生)によるデ…

春の海こそジャズ

数日間、日本から来た友人一行と過ごしスイスにいながらにしてスイスじゃないどこかに迷い込んだような・・・彼らと別れ 軽い疲れがどっと出ると 同時に季節が『秋』か?・・・と思うくらい気温が急直下して 頭がボーっとしている昨夜 ジュネーブの領事館が…

「利休にたずねよ」を読んで

「利休にたずねよ」山本兼一著を 読了。 電子書籍の第2弾として 選んだ かなりワサビの効いた「侘び」の本。 電子版で読んでも 侘び は 侘び であったことが 少しうれしい。(今のところは・・・) 当たり前なんだけど、 読んでいて 一言も カタカナ言葉、英…

見ようとしない者には存在しない

ボクは3,4日前に 「引越し残り物文庫」からたまたま 手にした文庫本「闇の子供たち」ヤン・ソギル(梁石日)著を読み始め 非常に暗く沈んだ気分にいる。 現在この本の 3分の2あたりだが この本が提起する問題そのものが いま日本が抱えている問題、いや…

必撮無眼流 - The kanji world

“ 森(kanjiの国)を認識するには、森を離れよ ” というので アルファベットの国まで来て,ボクはいまその森を振り返って眺めている。 ここでいう“Kanji” という言葉はふた通りの意味があり 1: 表意文字として中国や日本で使われている “ 漢字 ” の意であ…

一撮俳句  (夏・秋編)

一撮・俳句 帰宅とレイン(電車と雨) 夏の陰気を 眺めつつ (第一作、7月13日) 異国語や 眠りを誘う 帰宅電 生きてれば 芭蕉うらやむ スマートフォン(メモもできるで) 生も句も 限られてこそ 活きる命か キス風景 そこまでやれば 人工呼吸 調子でて ツイ…

「歩兵の本領」を読んで

久々に 読書をした。 スマートホンを買ってからというもの 電車通勤中も ツイッターを読んだり、俳句を捻ったり して 読書から遠のいていたけでど、 バカンスのおかげで 帰読書した。 浅田次郎さんの 「歩兵の本領」を読んだ。 よかった。 非常に良かった。 …

写楽斎の独り言-2

昨日のブロクは力作ではないにしても、眠たいのを我慢して書き上げた "洒落クサイ”文だったのに 写真を入れたくなって、手を加えているうちに 何故か文章・・・それも肝心な部分が消滅して しまい、どうにも悔しいやら、眠たいやら。 あきらめて寝てしまった…