禅寺の玄関に木板にこの言葉が書かれていたし、寺を訪ねる前に何冊か読んだ禅の本なんかにこの言葉の
説明があって「脱いだ下駄やら靴を揃えよ!」とあったことを覚えていた。
しかし、禅の言葉の その深さを測ったら 深く測れば測るほど どんどん深まるような気がする。
文字どおりの意味は 脚下を照顧せよ・・・とうことで 足元をよく見なさい・・・ということになる。
考えてみると・・・(と一応書くが、)考えなくても禅寺での修行内容は この一点に集約されている。
というのが ボクのやった修行の結論だ。
(ちゃんと規矩にのっとったやり方であるけれど)親切に怒鳴ったり、叩いたり(警策という板棒で)
してくれるのも 僕等が しっかり足元をよく見ていないから・・・なのだ。
頭でごちゃゴチャ・色いろ考えて 肝心な今している呼吸の意味すらわかってない というか
意識をそこに向けてみることすら 考えも及ばないほど、われわれは脚下を照顧していない といえる。
ボクか? ボクはいい年して 血の気が多く馬鹿なことばっかりやっている そんな時
頭の中で 大声で 「場・下 バ・カ!!」と叫んでは 脚下照顧しているつもりなのだが・・・。