テレビでは 毎日のように 各立候補が 集会を開いて 自説を主張している。(ボクがしっている立候補者は 8人)
第一回戦で 2人に絞られ 第二戦で 大統領がきまる。(・・・多分)
政治・経済には かなり興味がない。 しかし前回の選挙(2007年)もメディアが騒ぐもので 自然と興味を持ち
社会党ロイヤル女史 対 右寄り党 サルコジ氏の 対決で その時は ボクはサルコジ氏の方がいいのでは・・・、と思った。
(スイス・フランス語圏では 自国の選挙ではない にもかかわらず 言葉が同じのせいか まるで自分が選ぶ如く
結構 真剣に成り行きをみまもる。 ・・・・少なくとも我が家では。)
今年2012年の フランス大統領選は ボクにとって 何か 特別なモノを 感じる。
3・11以降の 日本の現状の 恐ろしさを 知ってからというもの 政治を おろそかにしては いけない、と
強く思っている自分がいる。
この日本のいい加減さは フランスには 無いであろうけど 程度のさであり やはりおかしなところは タタあると思う。
サルコジ現大統領 に対する最有力候補と目されている のが 社会党の フランソワ・オランド氏。
オランド氏が 立候補者として名乗りをあげた時 僕ら夫婦は イヤー この人はだめだ・・・と 正直思っていた。
リーダーとして なんか ウダツが 上がらないというか カッコ悪いというか (サルコジにくらべると・・・)
その風貌と 話し方のせいか 出始めは人気がなかったように思う。
それが 最近 ボクの眼には なかなか いいじゃないの・・・。 ウダツが上がらないのは 裏を返せば 誠実な証拠と 思えるほど
彼の演説に 熱が入ってきたようなのだ。 選挙日まで あと39日!
世の中 なんでも 経済の世界化一辺倒で それは結局 金持ちに全て有利なあり方であり 貧乏人は増々貧乏になる一方の あり方
のように見える。 その点オランド氏は 「もっと人間らしい 生き方」を標榜している ようにボクには 思えるのだ。

去年パリに行った時に撮った 下町風景 オッサンが こんな所で ひげを沿っている図