拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

必撮無眼流 ~(新シリーズ) ヨーロッパ!

 1991年にコチラに住み着いたので 今年で21年目になる。 
 それで自分がヨーロッパに住んでいることを すっかり忘れていた今日この頃。
 自分の写真を 改めて見るとなんと ヨーロッパが写っているではないか。(あら不思議!)

 日々の生活に追われ 東西を問わない人間の憎愛の波に揉まれ 自分が西洋という処にいることを
 完全に忘れてしまっていたのだ。・・・そう、確かに 洋の東西を忘れる境地を 求めていたわけであるが
 不東西の境地から 今度は東西を 見渡すのも面白かろう・・・と気づいた。(20年の歳月がかかった)

 しかし、どこに“ヨーロッパ“を感じるか? という問題があるけれども それはまぁ、ボクの主観に
 まかせる・・・しかないか。 いろいろなパターンが あるだろう。
 しかし、もっと冷静に考えてみると これは案外難しいことかも? だって何撮ったってヨーロッパだもんな。

              

              写真の街- Vevey(べべイ)の意地を見せてくれたもの。(2010年9月)