拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

11.03.11

  この写真は去年の 4月5日に撮ったもの。
  うちの近所の「職業訓練学校」の入り口に 書かれた「11.03.11」の数字を 高い橋の上から撮った。

  いつ頃書かれたのか? ボクが撮った後 直ぐに消えていた。・・・
  今、こちら(スイス)の人で ここに書かれていた11・03に起きたことを 覚えている人はどれくらいいるだろうか。
 
  ここに何度も書いたけど ボクが 3・11 を真剣に受けとめたのは 6月にツイッターを始めた事が キッカケと
  なっている。 秋頃には ブログに 子供を守ろう・・・などと 子供の写真をアップしたものだ。

  そして冬が過ぎ 春を迎えたというのに 事態は なあ~ンにも変わっていないのだ。
  もちろん、さまざまな犠牲をはらって 個人的に避難をした人々が沢山いたのだと思う。

  しかし、国が主導して 安心して避難出来たなんて まだ聞いたこともない。 むしろ逆に普通なら
  危険だろうというような 処に人々をして帰宅させたという。

  一体何を やっているんだ・・・という気分。
  その頃ツイッターで頑張っていた人達も 少しづつ姿を消した・・わけではないだろうが、
  トーンダウンした感じがする。 幸いなことに 別な人々が 声を上げ続けている。

  また、問題が多岐にわたって増えていることも トーンダウンの原因になっていると思う。
  放射能汚染から子供を守る・・・の他に TPPだの瓦礫だの消費税増税だの秘密保全法制だの
  いろいろな事が取り沙汰されている。どれもこれも重大な問題だ。

  しかし、 子供たちの命・・・を守ること以上に 大事なことが 何かあるのか?・・・と問いたい。