拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

紐解く人々

 めちゃくちゃ悪天候の一日、  岩上さんの IWJの一般会員用・動画を まとめて3本観た。

 うち安富歩・東大教授と岩上安身氏の 長(超)時間インタビュー 2本は 圧巻であり とてもクリエイティブ感が
 あって 低迷していた凡脳が かなり刺激された。

 こういうものが 観られる・・・時代が来たんだなぁ~なんて 改めて、というか ボクの場合 しょっちゅう 感心。

 安富教授によると 地球史的にも 社会史的にも ある種の“暴走現象”=カタストロフィーが 予期の有無にかかわらず
 起こる云々・・・のところを聴きながら 同時に彼等という人間性を持つ人達の話を聴きながら 
 「もしかして 今回の日本のカタストロフィーは 日本にとって 世界にとって 秘めた可能性への跳躍になるのでは?」
 ・・・などという 思いが頭をよぎったりした。
  すでに 被曝の兆候を見せる岩上さんを始め 彼等優れた人々が 放射能汚染に 倒れないことが前提であるが。

 岩上という人の活動を 観察するにつけ じわじわと原発マフィアどもの 正体を暴き その姿を可視出来るところまで
 迫力を持って迫り、他の多くの人々を感化し 時代の新たなうねりを形成する原動力になっていることを感じさせる。

 もう一本は ウォルフレン教授インタビュー「日本を追い込む5っの罠」・・・TTPが日本にとっていかに危険かを
 力説していた。 このインタビューは 少し失敗したところも見受ける。
 まず、神経質な教授には このライティングがかなり気になっていたようだ。 たしかに横からの強いライトは
 不自然だし 当てられた人は不快感を 隠していなかった。
 もう一つは 通訳の点で 教授はどのくらい日本語を理解するのかわからないが、通訳者の力量に対して
 かなり 懐疑的であった。 
 この2点のせいか 教授は早く切り上げたい様子が見え見えなのが残念な気がした。それにしても
 通訳の仕事は 大切であり かつ いかに大変な仕事であるか痛感させられた。

               
                 写真は一昨日撮ったもの。 D-Train より(映画・薔薇の名前を彷彿させる男は 優雅なペン文字を紐解いていた。)