拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

生け花や 君と花との 息吹あい

 友人(彫刻家・佐藤さん)のオーガナイズ、お城側からの好意で スイス片田舎(チューリッヒより電車で15分)のお城で 
 東日本大震災支援の展示会(金土日の三日間)のオープニングが昨日27日(金)にあった。

  地元の人達はシュロス(城)と呼んでいる。この日は晴天で外は暑いのに一歩中に入ると寒いのが印象的。
  
  城の上(4階ぐらい)からの眺め ローザンヌとは全く違う家の造りに ニコル曰く お伽話の世界・・・

 いつも思うことだが 同じ国でも ここはドイツ語圏でオープニングの挨拶を聞きながらも 何もわからない・・と云う不思議。
 会場でスイス日本人社会に大貢献しているミニコミ紙”グリエッツイ”の発行人野嶋氏と話す機会があった。
 ツイッターを未だやっていないとのことで 是非ツイッターの世界に飛んでくるようにお奨めする。
   

 この写真は チューリッヒ在住2年のアミさんによる 自身の詩の朗読風景。 地元の人達の為に英語訳のスライド。
 この若い詩人の溌剌とした朗読の声、 直ぐ横に配された 地元で生け花を教えている信子さんの見事な生け花と 
 彼女の風貌に刺激されて 一句詠んでみた。(城の最上階にて)

          生け花や 君と花との 息吹あい 異国に咲かす 大和魂  :一撮

         

             城のすぐそばにある湖 
         
          往復6時間かけて ここに来た甲斐があった一日。