拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

青い風

  ボクのバカンスは 「閉じ籠り」の日が多い。

  イッチョ前の作家のように・・・といいたいが モノクロで撮った昔の写真をフイルム・スキャンでスキャナー
  でデジタル化する仕事は時間がかかり とても根気がいる仕事だ。

  今日は一日 2台のコンピューターの間で 過ごした。 1台は IWJの動画を見るため 1台は デジタル化の仕事用。

  フイルム5本分ぐらい スキャナー出来ただろうか。

  テーマは いろいろあった。 自写像・母・子供・男友達 そして そんなに数が多くないが若い女性のスナップ写真
  それらは 何故か“青い風”というタイトルがつけてあった。

         そして今日の この写真は 20歳の頃 写真学校一年生のとき 学校の暗室で作った 「合成写真」。

        

          片思いのガール・フレンドがくれた 現像の時使う JUNの前掛け 「Classical Elegance」の文字に
          街をゆく女性の写真・・・と 多分雑誌から複写した女性の顔の3つを合成したものでまさに「青い風」

  よく人に「写真撮ってます?」と聞かれ ・・・ 返事に窮する。まぁ、ハッキリ云って あんまり撮ってないけど
  モノクロをデジタル化することは ボクにとっては 写真を撮っている こととほとんど同義語のような気がしている。

  一昨日 引き伸ばし機をはじめ 現像道具一式を処分した ボクにとってモノクロフイルムの作品は デジタル化しなければ
  作品化することが出来ないのだから。