凄く良かった気がするが 頭が悪いので 何が良かったのか しばらくしないと
答えが出そうにもない。
なんだかわからないが 25歳になると年を取らなくなる・・・ここまでは夢のようでいいんだけと
それからは 生きるための時間を稼ぐなり 奪うなり 借りるなり しなければ Time out で
死んでしまう・・・というお話。
生命時間=金・・・というのが 面白い。 例えばコーヒー一杯 4分で支払う・・・とか。
だから やっぱり 貧富の格差があって 金持ちは金持ちの地区に住んでいて 貧乏人は
そこに行くことが出来ない。というようなところから物語が始まる。
3・11以降 どんな映画を見ても 原発に由来する現日本の闇と重なって見てしまう自分がいる。
映画の中で よく理解出来ないのであるが 「裕福な人々が長生きするためには貧乏人は
早めに死んでしまわなければ ならない(?)・・・」のだそうで、貧乏人の地区では
税と物価が同時に値上がりして その為に過酷な状況が人々を待っている。
そんな話を観ると なんだか 全く今の “日本”そのものでは ないか!・・と思った。
原発を存続させて 原発マフィアは 金=生命時間を稼ぎ 一般人には何の問題もない安全ですよ!
と騙して 彼等の時間を 容赦なく奪い取る。
どちらも 時間を分けてもらうために 主人公の青年に 駆け寄る母親と恋人の 2つのシーンが
強く印象に残った。

貧乏人は 一日一日時間を稼ぎ出さなければ 明日はないのだ。
時は人を待たない かも知れないが 人も時を待たない ときがある。