ことだろうか。 皆が進学する、自分もその学力があるというだけの理由で 進学したけれど さらに大学に進学する
経済的余裕のない母子家庭の ボクには はじめから大学進学するつもりは無かった までは良かったが
いざ、高校に行ってみると 大学進学一色の体制の中 進学しない者は無視され(先生はしているつもりは無かったかも)
先生と生徒の交流なんてものは 皆無で 世の中の 右も左も分からないガキであったボク等には 自分が何をわかりたい
のかも 知らないガキに 対して 一言も声をかけてくれる先生がいなかった事は自分にとって不幸であった。
小、中学と充実した学生時代過ごしていたボクは 高校もその延長上と信じ切っていたのが あっさり裏切られ
大学受験勉強に集中するという目的意識を持つクラスメイトの中で 就職組は完全に浮いていたっけ。
高校も2年ぐらいなると こりゃ~何とかしなきゃ・・・などという気持ちが湧いてきて ボクは本を読むように
なった。 授業中も自分なりに選択した本を 懸命に読んだ。 何を読んだかほとんど覚えていないが 一冊だけ
よく覚えているのはノンフィクションで「コンティキ号漂流記」トール・ヘイエルダールという人が いかだの船で
ペルーからイースター島への航海に挑戦した話だった。 それに刺激されて ボクは3年生の夏休みに 37日間の
自転車旅行をした。 北海道一周は出来なかったけれど 3分の2周ぐらいしたとおもう。
この写真は旅行中 唯一のもので 生まれて初めて大阪弁の アンチャンに出逢い 一緒に2,3日旅行した時のもの。

遠くに見える山は 利尻富士・・・だと思う。 旅ゆけば 何も見出せぬ 自己を見る :一撮
以来、 ボクは望んだわけではないが 「旅人」になった。 そして旅からは 「何も得られない」・・・という事を
発見した「旅人」になった。 本当の旅は そこから 始まることを 発見したが。