正直 これほど新年が めでたい などと思えない年は これまで経験したことが ない。
般若心経の一節に
是故空中無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至 無意識界 ・・・・とあり
何も怖れることなど 何も無いのだ・・・という 有難い 仏の教えである。
しかし、この部分を 今ボクが読む時 どうしても = 「放射能汚染」が 頭に浮かんでしまうのだ。
何にも見えないし、 聞こえないし、臭いもないし、香りもないし、味もないし、感触もないし、、、、
一体 なに怖れることあるの???? と、普通思ってしまうよね。
それは よく解かるだけに・・・ 般若心経の一節にも 化けて登場する放射能というものの 悪魔性が ボクは怖ろしい。
放射能の 怖ろしさを良く知っている 心ある専門家は 絶望しかけながらも その危険性に 警鐘をならしているのに
耳を傾けるどころか 新政府は 原発再稼働をする意向であるという。
放射能がいまだに 噴出している 福島を 終息に全力を尽くす のでもなく 子供たちを 安全な所に避難させるでもなく。
我々 日本人は いったい 新年の 何が メデタイのか?
