拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

死の灰

  2011・311があって その3ヶ月後 原子力研究の専門家である小出先生の言葉に出会った。

  具体的な言葉は どんなだったか忘れたが 「311以降は これまでとは同じ世界では ない・・・」というような内容で

  ボクは この人の言葉の重みが 直感で 肯定する以外 道がないのだ、とわかり 衝撃を受けた事をよく憶えている。

  放射能の怖ろしさを 芯から知り尽くしている人の 言葉を。

  今 あれから 2年という歳月を迎えようとしているが 先生の警告は ほんの数パーセントの人の心にしか 届かなかったようだ。

  昔 広島の原爆にからんで 「死の灰」という言葉を聞いたけれど 何のことかも 知ろうともせずにいた。 

  なんの気配も感じさせずに 少しずつ生き物の生命を蝕んでゆく 放射能の べつの名前として もっともふさわしい「死の灰」

  あの時 小出先生が 言いたかったのは この事だったのだろうか。

  これから この国には 死の灰が 降る国に なるのだ・・・・と。