拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

結んで解いて

  いまこの瞬間 TVでは 新しいローマ法王フランチェスコ が決定し バルコニーに現れて 挨拶をした。
  カトリック教徒にとって 素晴らしい瞬間であるが、 他教徒の我々にとっても 世に大きな影響力を持つ法王が
  ボクの目にも 温かそうなお人柄で あることがうれしい。

  二日前に ボクはツイッターにこんな 詩を 書いた。

    宗教が 結びつけるは 半分で  結んで解くが 人の行く道  :一撮


  Religions(宗教)は 結びつける・・・という意味をもつという。  
  確かに ふらふらと紐もないタコのようであれば
  安定しなくて いつも不安であるが 紐で結ばれていると 安定感が出てくる。(例えが悪いか?)

  しかし、 常に結ばれているのが 本当にいいのか? 
  宗教のために争いがあるのを見ていると そんな気もしてくる。

  ボクのささやかな宗教経験(禅修行)では 終始 自立するための 修行に徹していた・・・と理解している。

  自立するところに 縁を結んでゆくのが ボクが出逢った宗教 仏教であった。