拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

要・捕らぬ狸の皮算用

  一昨夜 テレビのドキュメンタリー番組を 見て 人ごと とは思われない事態に これではいけない!と 強く思った
  事があった。
  「宝くじに当たったために かえって不幸になってしまった・・・」という夫婦の話なのである。
  毎週 何十億円 時には百何十億円が当たる 宝くじを 5枚(1500円)を買っている 自分としては 
  人ごとと済まして置くわけにはいかない このテーマ・・・ 正直「なんて羨ましい悩みなんだ!」とやっかみ半分
  ねたみ半分で 見逃すわけにはイカン・・・と 仕事疲れの体をテレビの前に横たえた。

  しかし、前置きがあまりにも長く ボクは 肝心な部分を 居眠ってしまった・・・
  同じ理由で 興味を示していた相方は 船を漕ぎつつも かろうじて この夫婦の不幸になったいきさつを
  垣間見たらしく その部分を ボクに説明してくれた。

  不幸になった原因
  その一: まわりの皆が 嫉妬の眼差しで 自分たちを見る
  その二: 働きたいが 誰も仕事をくれない

  まだ他にも 理由があったのであろうが 相方が垣間見たのは これだけであった。
  ボクが思うに この夫婦は 突然金持ちになったために 心の準備が 全く出来ていなかった・・・のが最たる原因
  であった・・・と 思うのだ。

  だから 宝くじを買う者は 不幸になりたくなければ 「想定外」を不問にし あらゆる妄想を たくましく 
  万一、130億円が 当たった場合に備える 必要があるようだ。

     

      しかし 金が無くても 幸せそうな ⬆⬆こんなオッサンも 世の中にいるよなぁ~
      この写真は 2008年ローザンヌにある 有名なアール・ブリュット美術館にて 日本のアール・ブリュット展に参加した
      作家の一人 と 相方