を見てきた。

いろいろなテーマで絵を描いているいるが その代表作は レマン湖とアルプスの風景で
この写真は そんな彼の絵を彷彿とさせる 雰囲気が あると思う。
ボクは ホドラーのダイナミックな絵を見ながら 日本の事を考えていた。
僕らのように 海外に住んでいる者が 日本を見る眼って 日本に住んでいる人とは 違うん・・・だろうなぁ~、と。
ここ数年前から 著しく発達したインターネット情報世界が ボク個人にも 開放された 以前、以後の違いには
物凄いものが あるのだと思う。
仕事が忙しくて 忘れていたが 3月中旬に こんなことがあった。
3月7日~17日まで ジュネーブ恒例の 「サロン・ド・オート」新車発表展示会が あって 毎年沢山の人が集まる。
その会場の近くにボクの職場があり 帰宅電車に乗った時 東洋人の若者が 電車のキップを見せて行き先が正しいかどうか?
聞いてきた・・・事がきっかけで ボクはその日本人青年と知り合い 我が家で夕食を一緒にすることになった。
車のある部分をデザインする デザイナーの青年は会社から 勉強がてらこの展示会に派遣されてきたらしい。
大学時代には建築を専攻していて 初めてきたヨーロッパの建築に大変興味を示していた。
その彼とワインを飲みながら 話がいろいろ弾んだわけであるが 放射能の事に話を向けてみると
あまり関心が ないように見受けられた。 住まいが名古屋だからということなのか?
小さい男の子の父親である その青年は 意外にもボクより 福島問題や放射能問題に関して 無知であるようなのだ。
ボクはそのことに 正直 驚いた。・・・・ そして それが 日本に住んでいる大半の人の 現状なのか?と。
それでも気を取り戻して IWJ、岩上安身さんの存在について話 是非見ることを すすめたが。
そんなことがあって あんなインテリ風の好青年でも??? 眼が フクシマ や 放射能、TPPに行かないのか?と。
マスゴミと言われる 大手新聞やテレビ に汚される 心配のない海外に住んで 日本の情報を知る 唯一の方法が
インターネットで ある我々 海外在住組は ストレートに 日本の問題点に 眼が行ってしまうのだろうか・・・。
バーゼルから帰って PCでツイッターにアップされていた昨日31日の 在特会の新大久保デモの様子を動画でみた。
デモを封じ込めるかのように 沿道の若者たちが 「ザイトク帰れ!」と声をあげていた。
インターネット世代の 若者たちが 少しずつ目覚めてきた 兆しだろうか!