お世話になっている最中の フィジオセラピーの先生 ウラ先生の写真を撮って お礼に写真をあげようと焼いて 紙焼きした写真を見た時
ボクは その写真の『素晴らしさ』に 目覚めたのだ!・・・・こりゃぁ、写真って 『神業=紙技』なのだ!!・・・・と。
まぁ、長年写真をやってきて 今更なんじゃらホイ と自分でも思うのだけれど
実はボクの写真活動の中で 非常に欠落していた要素がある事に、こんにちまで気付いてなかったようなのだ。
ボクの写真活動は その初めより徹頭徹尾・自己満足追求ベースであったから 被写体になってくれた人に お礼に写真を進呈するということは
稀であった。だいたい街でのスナップショットがメインであったこともあるが+ある程度テーマがまとまる迄、紙焼きしなかった+怠惰な質 + 常なる金欠・・・
そんなこんなで 便利なデジタル化した写真界にいたる今日では メール送付で簡単に送れるので いくらかましになったけれど
やはり紙焼きするところまでは なかなか実行出来ずにいた。
しかし、あらためてウラ先生の紙焼きされた写真を 見た時 写真家と被写体の関係は こうあるべきである・・・と反省しつつ 思ったのだ。

このウラ先生の写真を契機として これからは神業である写真を出来る限り『紙技』に変換して礼参りしてゆこうと思う。
(しかし、被写体さんが 必ずしもよろこんでくれる写真であるか、どうか・・・それは別問題であるけれど。)