拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

洋風初詣

  昨夜大晦日の深夜 スイス在住足掛け23年目にして 初めて地元ローザンヌ大聖堂へ 『初詣』へ出かけた。
                 

  23時半、高台にある大聖堂に続く 屋根付き階段参道はすでに沢山の老若男女の人々で 実に日本の初詣を彷彿させるもので 
  ボクはすでに あの懐かしい正月気分に浸っていた。大聖堂前には バンショ(ホットワイン)テント小屋があって 甘酒代わりに新年までの10分を
  一杯のホットワインを相方と分け合い、大勢の人達と共に新年の瞬間を待った。

  新年 約5分前 蝋燭の熱で浮き上がるランタン?が 大聖堂の側から 誰かが上げた・・・(写真の左部に浮かんでいる赤いモノ)それが漆黒の空に
  ゆっくり ゆっくりと 静かに上がっていく様子に 皆目を奪われた。 日本で言えば精霊流し的ランタン風船とでもいうべき物か?
  今年を連れ去り 来年を連れてくるというのか・・・それが暗闇に見えなくなった頃 零時なのか 大聖堂の複数の鐘楼の鐘が一斉に鳴った!

  日本の除夜の鐘とはまったく趣が違うのに 鐘の音が重なり共鳴が醸し出す音色の中に 無常の響きをボクは聴く思いをした。

  周りの恋人たちが、家族連れが、友人グループが、そして我々も新年を祝ってキスをする。そしてボクは 日本にとって 特別なこの年を祈った。

            
               元旦の今日 相方の伯母シモン宅を訪ね   我が師匠とツーショット