家にある10数個の時計の針、或いはデジタル表示の時間を一時間遅らせる。
その事で朝、日の出が一時間早まるが、日没も一時間早まって 帰宅する電車から見える景色は真っ暗闇の夜景色で、サマータイムが終わった、と
言うよりウインタータイムが始まったことをつくづく実感する。
この夏は天候も不順であったし、ボクが勤める引越し屋の人事の変化、それに加えてやたら引越しが多く忙しい年であったことと
日本の政治的状況もさらにドンドン悪くなっている等などで どこか気持ちの落ち着かない夏であった。
一昨日の土曜日の昼、相方の両親にレストランに招かれて一緒に食事をした。
先週、義母が家で転倒して眼の周りにアザをつくり、額を何針か縫った・・・という話を聞いていたが、
松葉杖をついて痛々しい様子の義母、それをかばう義父もここ最近急に老け込んだように見えた。
健康に不安がある場合、齢八十を越えているということは、日々の暮らしがなかなか容易ではない事がわかる。
こうして人生のサマータイムもいつか終わるのだろう。しかし、ウィンター・タイムもそれなりの楽しみ方がある・・・
というのが極楽トンボでいたい ボクの思いだ。
