僕自身は現在,在職最期のバカンス中だし、ヨーロッパ全体(?)も復活祭で今日まで4連休ということで
なんだか曜日感覚がなくなって変な気分…、…その理由は一日中ギャラリーに籠っていることもある。
写真展であるが、復活祭で皆バカンスをとってだれも来ない…のではと案じられた金曜のオープニングは
意に反して結構たくさんの人が来てくださった。2人展の相方、人形作家の典子さんは地元ビエンヌでは
すでによく知られた作家なので彼女のファンの人々が沢山来ていたが、ボクの友人知人も遠路はるばる
( ジュネーブから車で2時間,ローザンヌから1時間) 来てくれ、感謝感激。とくにボクの大好きなホームドクター
女史がご主人とお姉さんを連れて来てくださったのは嬉しかった。
それで金土日曜と来てくださった皆さんの反応であるが、大方良好だったのも意外な感じがした。
A2サイズ写真に日本語で短歌…横にA4で5・7・5・7・7に区切った日本語のフランス語訳とドイツ語訳の
直訳、その下にそれぞれ意訳を配して、わかりやすいように工夫をした…のが功を奏したようだ。
写真と文字の配置具合が良い…とか、詩がなかなかマッチしているとか言ってくれる人が多勢いたように
思う。ビエンヌの街はドイツ語、フランス語、2ヶ国語の言語境界の街なのでこんなややこしい事になった
のであるが、友人を煩わしても訳した甲斐があったというものだ。( 今回の写真展で一番大変だったのは
詩の翻訳であったから…、そしていかに訳することが難しいことか痛感させられた)

16歳の名ばかりの長身の息子ジョナスに大いに助けられた展示準備の図

夕方にやっと展示が終わって記念写真