モルジュの朝市でレマン湖の魚を売る魚師マヌ ニコル画
先日水曜日(魚縁だけに)の8月17日、魚師マヌの作業場で13〜14人でのバーベキュー昼食会があった。
肉を頂きながら、ここに集う人々の『袖触れ合うも他生の縁』・・・の不思議さをも味わう、味わい深い集会であった。
そもそもの縁は、相方ニコルが新居のモルジュの朝市でマヌの魚を買う…で始まり、そして2016年にマヌが日本の漁村を
訪ねた動画・タイトル『魚』の存在を教えてもらい、それを見て彼の人となりを知ることで、より親しい関係となっていった。
Sakana (Version sous-titrée en Japonais) 日本語訳付き!(24分)
この動画を観ることで、レマン湖の漁業の一端、日本の漁業の一端を知ることができるレポート動画となっていて、
いわゆるテレビであれば、それなりのクオリティを備えた動画でメデタし、メデタし・・・で終わっていたのだが、
この動画を制作した『Chamade08』のシルビー&マーク夫妻がこのバーベキューに来ていて、この動画制作の経緯を
聞くことで、日本から来た日本人婦人(動画に登場)とその3人の息子がマヌを訪ねてバーベキューに来た理由もわかり、
なぜモルジュの漁師のマヌが日本の漁村を訪ねる動画が出来上がったのか・・・そのわけを知ることとなった。
まぁ、この夫妻による個人的な縁と動機が基となって、このような動画を制作し、他にも素晴らしいレポート動画を制作している。
マヌの作業場で働いているベトナム人女性、スイス人の出っ腹のオッサン、マヌの近隣に難民として住んでいる7歳のウクライナの坊やも
バーベキューに参加し、フランス語の解らない子供達4人を交えながら、元ラジオのパーソナリティとして働いていたマークや
ジャーナリストだったシルビー等とワイワイ楽しいひとときを過ごした。
この動画を2度目を観て、マヌの作詞による歌もなかなかのものであると私は感じ入ったのである。(動画のエンディング)