拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

『次元』・・・ということ

  日本から帰ってきて、私の頭に『次元』・・・という言葉が点滅している時に、著書『サピエンス全史(2011年出版)』で一躍有名になった

  ユヴァル・ノア・ハラリ氏が新刊『Nexus』を出版した・・・というニュースを聞いて 『Nexus=次元』と私の愚脳が解読した?!

 

  さっそく、『Nexus』の英単語を辞書でみると〜きずな・つながり・関係・中心(中枢)・融合膜・・・とあった。

  私の愚脳の解読には、『次=Next』との関係から発想した『Nexus=次元』である事は明白で、幼稚で単純な我が愚脳に失笑しながらも

  そのタイミングには『微笑』はしても笑うことはできない『次元』について、彼も探求しているのだなぁ…という思いというか妄想に埋没。

 

  日本に帰って二人の『弥勒菩薩』に対面すると、『次元』・・・というのが、本当に『在る』というのをまさに実感『実観』したとき

  『彼岸』というときの『此岸』との明らかな『次元』の違いに思い至ったということで、それは禅修行で学んだ『四弘誓願』の四番目の誓願

  『仏道無上誓願成』を表し、そこには『Nexus』が意味する『次のステップに繋がる関係を成立させる中心』・・・を意味していると解読。

 

          

               スイスの首都ベルンで: アインシュタイン博士とツーショットする馬骨

               

  この季節になると、私は一句詠まなければ気がすまない短歌がある。

       『 息吹くほど 引き籠もるオレ 花粉症 摂理に合わぬ らんまんの春 』 馬骨

 

  短歌に反して昨日は、友人を訪ねてベルンにまで出かけた。

  首都ベルンの旧市街が一望できるビュースポット。ローズガーデンにて

  日本がベルンに寄贈したという桜が咲き乱れ、昔ガイドで何度も訪れたときにはなかったアインシュタイン博士の

  旧市街を背景にゆったりと腰掛けるベンチが設置されていた。