二週間ほど前、私は原因不明の病におちいり、外は30度を越える真夏日で 皆暑い暑いと言っていた時、一人厚着して家に籠もっていた頃、2020年に一度みたYoutube動画、円覚寺・横田南嶺老師と曹洞宗禅僧・藤田一照氏の対談・全8話を再びじっくり拝見する機会をえた。
円覚寺の横田老師は、私の師匠足立大進老師の後継者、藤田一照氏も東洋医学の師・横田観風先生を共に師匠とする同門の弟子…というようなことで、浅からぬ縁のようなものを勝手に感じながら動画を拝見していたが、藤田氏の求道の遍歴全8話を聞く中、私の求道遍歴と見事に重なる時空があり、一人それを懐かしむと同時に、彼の話を聞いていると、逆に私のような者がよくぞ禅による仏道にまで至ったなぁ・・・という感慨に浸り病のせいもあり込み上げてくるものがあった。
藤田氏が禅道に進む直接の動機は、鍼灸師の伊藤真愚先生であったこと。私の場合は入学した東洋鍼灸専門学校に、当時の円覚寺老師について参禅していた伊藤真愚先生がおられて、やはり刺激を受けた事と、私の鍼灸の師、横田観風先生も平林寺の老師に参禅していたこともあり私たち弟子に坐禅を勧めていたことが、私にとっては直接の動機となって、私も、藤田氏も共に円覚寺居士林の学生大摂心を皮切りに、それぞれの仏道入門の道を歩むこととなった。
今になって思うと、横田観風先生、伊藤真愚先生等が私たち若い求道者にゆくべき道を指し示してくれた、菩薩さま…であったなぁ、とつくづく思い、今更ながら感謝したりしている。

横田観風先生の治療風景 1982頃
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