拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

北斎の葉波

先日、相方とおそろいでLenovoのノートパソコンを買った。

デスクトップ(机)以外のところで何か文章を書きたい…というのが、相方がノートパソコンが欲しい理由で、来月が彼女の70歳の誕生日であるから…というのが、言い訳となってまず最初に彼女がそれを買い、数日後に相方の同情と私の羨望の眼差しがモノをいい、私も買う事に。

その御蔭で、それまで相方のパソコンでしか観ることができなかったDVD映画が、私のノートパソコンで観ることができることになったので、数年前に相方の姉が私の誕生日プレゼントにくれた、DVD『北斎・橋本ハジメ監督2021年5月公開』柳楽優弥、田中泯が北斎を演じた映画を二度目を観た。

まぁ、画家の話だけに画面は極彩色で江戸期が描かれていてそのあまりに鮮やかな色は、時代劇という時間の壁は取りのぞかれ、やはり蔦屋重三郎のような人物が本当にいて、北斎など当時の若き絵描き等を叱咤激励して、彼等の才能を引き上げ・・・て、いたのだろうか…?

映画の作り話なのか? しかし、さもありなん・・・などなど思いながら、じっくり鑑賞。

2014年にパリで行われた『北斎展』に3時間待ちの列に並んで、ついに鑑賞した、彼の膨大な作品を思い浮かべながら、この映画作品の北斎を思いやる。

この映画でチラッと描くところを見せる、例の『冨嶽三十六景、「神奈川沖浪裏」』の波の絵・・・だが、写真機でパチッと撮ったようなあの波の場面は、どう考えても人間技ではないなぁ〜と言う思いが頭にこびりついていた。

一週間後ぐらいであったか、散歩に出かけた時、近所の公園の緑あふれる葉をつけた一本の樹を観た時、『あれっ?!』と思ったとき、私は北斎の波が木の葉となって私の頭上から振り降りてくる様をイメージしていた。・・・もしかして、北斎はこの『波』を描くのに、樹木の豊かな葉っぱの塊をイメージしたのでは…とちょっと思った、瞬間であった。

 

    

    波も葉も もとはと言えば 風の子か 冬淋しげに 夏涼しげに :馬骨

 

スイスの予報では、明日は32℃、明後日34℃になるらしい・・・。

7月上旬の暑さの時、私は病で悪寒で震えていたから、この第二陣は楽しむぞ。

 

 

 この記事が心に響いたら、応援クリックをお願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 禅・坐禅へ
にほんブログ村