先日、8月10日配信のYoutube『デモクラシータイムス 』の『鈴木耕の著者に訊く』という番組で、早川タダノリ氏をゲストに著書『日本スゴイの時代-カジュアル化するナショナリズム』を紹介する過程で、このむやみに日本を絶賛する風潮が、今回の参院選で参政党が大躍進する機運をもたらした・・・というような話の内容であった。
早川氏は、2017年に経済産業省が作った『世界が驚くニッポン』と題した日本広報パンフレットを取り上げ、日本を表すコンセプトとして『間』が重要な意味を持っていると主張している・・・内容のページを見せる場面があり、その時主催の鈴木耕氏は『アホじゃないのか…』と呆れて笑い、著者の早川氏も大笑していた。
その時の写真(左)で、右側は『間から道を見出し、和を成す』・・・と、まるで馬骨の漢字方程式そのものの様な写真が提示された図。

『間』・『道』・『和』が図に示され、『自然観が間の感覚を生み出した』・・・などと宣った奴が私、馬骨以前にいたのか!・・・と私は驚き、慌ててスクショを撮った図。
動画の中で早川氏は、『学術的基礎のない(思いつき的な)もので、これを言っている人は一人しかいないですね、日本文化論(者)のなかでも・・・』と言い、誰とは言わなかったので、私は後で、Chat-GPTを使って検索すると『和辻哲郎』氏の名前が上げられ、私は『ホ〜』と思ったが、翌日になって我が愚脳は『松岡正剛』氏の名前を明確に示した!
そうそう、こんなことを考える人は『松岡正剛だよなぁ…』と私は納得し、こういったコンセプトを一笑に付した鈴木氏や早川氏には、『解らないよなぁ…』とも納得。
松岡正剛氏は2011年に出版した著書『フラジャイルな闘い・日本の行方』に『間』について探究すべき問題として提起してあったが、このパンフができた2017年にはより鮮明に『間』と『自然』についての関係説明が明確になっていて、その存在を今日まで知らなかった私は馬骨の『間』と松岡正剛氏の『間』がほぼ同一の見解であることを観て非常に驚いたのだ。
松岡正剛氏は昨年2024年8月12日に亡くなったが、早川タダノリ氏は松岡正剛氏の『日本コンセプト』をこき下ろすこの本を今年2025年になって出版したわけだが、松岡氏が生前のときに堂々と出版することはできなかったのだろうか?
いずれにせよ、松岡正剛氏の『日本スゴイの日本コンセプト』というのは、そういうコンセプトを秘めた『日本文化』をそうとも知らずに日本人皆が尊重して日常生活に勤しんでいるところにある・・・と、言っているのであって、どこかの政党のように、『日本ファースト』と声高に日本人のみが、優れているかのような『間』抜けな主張ではないと知ることは大切だ。

思わぬ事で、松岡正剛氏の一周忌に気付いたが、やはり『お盆』だからかなぁ…有難い。
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