
一泊の旅から帰ってくると、レマン湖の穏やかな風が迎えてくれた図
9月6日というと、数年前まではそれなりに要緊張の日であったが、相方もそれなりに老いたということか、昔ほど自分の誕生日だからといって、私への無言の要望というのがほぼ無くなり、私は安心のあまり、あやうく忘れそうな瞬間もあったが…。(今日は相方70歳の誕生日)
まぁ、その事は、私の誕生日もこれまでのように『気を使う』ことを互いに『止めましょう』というような協定が、それとなく無印の調印として成り立ったことによるだろう。
それでも一応、一泊でどこか行きましょう…、というので、昨日(9/5)同じところへ繰り返し行くのが好きな相方の希望で、スイスはバレー州(谷の州)の奥のレッキンゲンという小さな村のホテルに一泊してきた。
住めば都(みやこ)の、ここレマン湖畔の村モルジュにいると、自分がスイスというアルプスの少女ハイジのイメージ国に住んでいることをすっかり忘れていた事を思い出させた。
谷間にしては、ちょっと広まった土地にある村レッキンゲンは、私が子供時代を過ごした北見盆地を少しく思い出させ、夢見がちなガキであった私には『退屈』の二文字が当時の如く頭に思い描くのであるが、まさかそれを悟られまいと、必死で隠したものの、相方にはすでに悟られていたようで、『アナタまさか、もう帰りたい・・・と思っているんじゃないでしょうね…』とアキレタ表情で言われてしまった。

祝句 『 七十は 大人の学校 一年生 何学ぶかも 自分で決めて 』 馬骨
この村は完全にドイツ語圏で、地元のオッサンに気の利いた質問も投げかけられない私に対して、幼い頃ドイツ語圏出身の祖母から習ったというドイツ語を駆使してコミュニケーションする相方のドイツ語を聞いていて、相方がスイス人であることを認識した図
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