先週の金曜の夜(11/14)、ローザンヌ大聖堂でヘンデル作曲のメサイア(Messiah)約2時間超えの演奏を聞いてきた。
今年で27回をむかえる『ローザンヌ・バッハ・フェスティバル11月7〜12月4日』に今年も主催者のKさんに招いて頂き、素晴らしい場所(指揮者から見ると左側のバイオリン奏者群の後ろあたり)で指揮者の表情も、オーボエ奏者、合唱の人々がよく見え、まるで演奏者等の中にいるかのような臨場感あふれる状態で聞くことができたのは、クラッシック(音楽)音痴の私でも、その深淵な雰囲気は理解できた。
後で調べると【イエス・キリストの生涯を、聖書の言葉だけで構成した “救いの物語”】・・・とのことであったが、『ハーレルヤ』と連呼するところは、『ああ聞いたことがある…』とは思った。
最近、私たちは生活全般が『デジタル』にまみれている中、大聖堂でクラッシック音楽を聞くというのは、また感慨深いことで、クラッシック音楽の意義というものが、一層高まっているのではないか・・・などと考えながら聞いていた。
楽器の音もアナログだが、コーラスにせよソロにせよ、人の声の表現力というものが、日常生活では見聞きすることのできないモノで、ヘンデル氏が在世していた18世紀の人々の信仰の力が、時間を超えて直接私にも響いてくる感じは、クラッシック音楽の底力で、ヨーロッパの人々がクラッシック音楽に特別な感情を抱く心情の秘密がこういった所にあるのかと思ったりした。
指揮者は『Hans-Christoph Rademann』という人で、第一バイオリンが日本人で『Mayumi Hirasaki』という若い女性で、ソロ演奏も素晴らしい演奏であった。

ローザンヌ大聖堂は、今年750周年だそうで、写真のような大画面のスクリーンが6箇所設置され、普段とは違う照明が施され、とても美しく、演奏の様子も地元テレビ局が撮っていた。
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