先週末の2月15日(日)の午後、数年ぶりにローザンヌの連邦工科大学EPFLで催された『Japan Impact』へ行ってきた。
今年でなんと第17回目だそうで、土日2日間で入場者は約13,500 人だそうだ・・・!
数年前に、入場してあまりの人だかりにウンザリして遠ざかっていたが、何でこんなに外人さん等が集まるのか? 再び興味が出で、ちょっとチェック…ぐらいの軽い気持ちと、ネットで観たプログラムで気になったコンサートがあったので、それを一応の目標に出かけてきた。
入場の際の係員によるセキュリティチェックが案外厳しく、いつも持ち歩いている5cmぐらいのミニ・アーミーナイフも持ち込めない・・・、まぁ今の御時世ではこのくらい厳しい方が安心できるが…。
兎に角、物凄い数の「アーティスト・クリエイター」「飲食・フードブース」「物販・ショップ出店」「若手クリエイターブース」などが並ぶ大規模マーケットで、大学構内だからこそ、可能であり、日本で言う『文化祭』ののりで、『日本文化』がビジネスになるという年に一回のある意味、不思議な現象といえるだろう。

私が目指した『Mitsune・ミツネ』という名のベルリンを拠点にするミュージシャングループの演奏は、観音様というか、巫女というか、そういった『日本の隠し味』を存分に三味線に乗せたもので、私を満足させてくれた。
そもそも『Japan Impact』と命名するイベントとは、何か?
そこに馬骨の言う『郷理』の香りを求めて人間は自己の人間らしさを求めて、人は集まってくるのだが、激しく金メッキを施されたマガイモノの『ドラゴンボール』に適当な価格をつけて販売している中に、チラリと本物が見え隠れしている・・・
でかい会場の中を、コスプレしてはいるが、生気のないゾンビ〜のような感じでゾロゾロさ迷い歩く若者たち・・・、『何か本物に出逢いたい…』のだけれど『出逢えない』もどかしさに誰もが悲しい目付きをしている。
『Japan Impact』は、日本伝統文化が秘めている『何モノか?』をチラつかせながら、それらしい『香り』だけを振りまいてはいるが、決してそれ以上は観せない。
それから先は、『自らに由って・・・』ということで、行くも帰るも自由というわけだ。
『Japan Impact』という言葉そのモノを、禅の公案(禅問答)として、10年ほどそれを念頭に置いて生活すれば、何なのか・・・解るであろうホトトギス。
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