9日の朝6時にジュネーブを飛び立ち、ミュンヘンで乗り換え、羽田で乗り換え北海道は女満別空港に到着し、ちょうど24時間後に私は郷里(北見)の姉の家に着いた。
冬の北見はおそらく50年ぶり?ぐらいだろうか。
昨日(11日)、今日(12日)の朝と雪が降り積もり、せっかく昨日雪かきした処が15㎝ほど積り、今まだ降りやまないようなので何センチになるやら・・・。ざ
姉の家の居間から、隣接する木が林立する公園が一望し、葉の一枚もない木々の黒い線の上に雪の白い線が複雑に交差する静止した風景に、上から雪が静かに舞い降り、スポティファイがたまたま坂本龍一の『戦場のメリークリスマス』を奏でるのを聞くと、やはり何か感慨深いものがある。
私の命の郷里は『郷理サトリ』ということにしているが、身体の郷里はやはり北見、それも冬の北見なのだと思った。私を静かに見守り、厳しくも優しく育ててくれた冬の北見であったことを、この雪景色は思いださせてくれた。
そういえば姉の家に着いた日、荷ほどきして姉と一服していると、雪のベランダに一匹の若く美しい尾の狐が現れ、振り返って『微笑』んだような気がしたが・・・

姉弟とはいえ、一宿一飯の恩義に応え何年かぶりに『雪かき』をしたが、意外に雪が重く、40分ぐらいやると体が悲鳴をあげた。
途中から姉が登場し、屋根から落ちてきた湿った重い雪をスコップで除雪する作業を始めたが、来月80歳になる姉、数年前に片腎になり、心臓の手術を受け、昨年鎖骨を折ったボロボロな小柄な姉が、重い雪の雪かき作業をする姿に、道産子の婆婆の逞しさを観た思い・・・。 今日もこれから雪かきしま~す。
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