私のブログは、タイトルが『拈華微笑』…だけに、『非言語コミュニケーション』がテーマの一つで、いわゆる『不立文字=文字や言語に依らない表現』ということが基本になりますが、そうは言っても『曰く言い難し』をなんとか文字や言語で・・・というのが『東洋自分なり研究所』での研究課題ということになり、その過程で『還暦スキャン』という言葉が私のブログで日常的に多用することになりました。
私が60歳で還暦を迎えた時、『還暦』という言葉の重みに気が付いて以来、60歳の時点だけという限定枠をはずし、年齢に関係なく何時でも『自分歴を深くかえりみ、還暦を精査して観る行為』・・・という意味で、『還暦スキャン』としました。
そもそも『仏性』というのは、私達の生命にたえず『覚醒』に向けたメッセージを発信しており、それは必ず『?』として記憶され、だいたいが忘れ去られてしまうのですが、ある時『還暦スキャン』することで、長年の『?』の解明を得たりすることがある…わけです。
仏性の性質として『観世音』即『観自在』であり、時空を超えて観る力『観自在』を備えているわけですから、誰でもない自分だけが知る『自分歴』から『仏性』を抽出する行為が『還暦』であり、それをより精査して自覚する作業が『還暦スキャン』であると私は考えます。
他から学ぶことは本質ではなく、『自らに由って』自分歴を還暦スキャンするだけで・・・