拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『龍年』にサラバする前に…

今年2024年は『辰年』であったが、私は辰年生まれの72歳・・・。 いわゆる年男として、何かいい事あるカモ!?・・・の期待を抱いたものだが、新春早々相方が入院したり、 私自身風邪や花粉症でわりと長期間、気管支を痛めつけられ、こともあろうか元日に能…

高地晴天説・・・

およそ30年ほど前、私はスイスフランス語圏を中心にフリーの観光ガイドとして、日本から来た観光客をバスで案内していた。 やはり冬は客が減るが、ジュネーブからバスで1時間半で行けるヨーロッパ最高峰の麓の町シャモニー行オプション観光の レギュラー・ガ…

還暦日和…(2024年版)

私の中で、『還暦』という言葉が『六十歳祝』の縛りを解いて、自己を顧みる記憶装置暦(カレンダー)として機能して早・・・。 12月29日といえば、今年2024年の還暦頃々としてふさわしい日和であろうか。 Googleフォト・・・という、PCをパット開けば携帯や…

人"間"工学 〜 『間』は縁起エンジン

いろいろ書きたいことがありそう…なのに、なんで今『間』なのか? 『間が悪い』というか『間抜け』・・・。 これもまぁ、師走ということで若干焦ってのことか。 あまり更新してないが、『人"間"工学』という、カッコいいカテゴリー項目がありながら、最も肝…

直線から円覚

『円覚』からは円描く・・・というような、幼稚な発想が頭から離れない・・・。 何も円覚寺で修行をしたからというわけでもないと思うが、自然『円覚』というのが我が公案になっていたのか。 禅修行の行程を考察するに、『戒→定→慧』という一直線的な行程が…

『神心説』と『人心説』

私はコペルニクスの『地動説』に、まったく関心を寄せない我が相方の無学に呆れる一方で 確かに、『地動説』と『天動説』の違いを知ったからと言って、私らの日常生活に何の差し障りもない事実にも頷く今日此の頃。 それでも16世紀当時、『天動(地球中心)…

『 Non-ナルシルト』の弁明

我がブログながら、自撮り写真が多く・・・どうなんだぁ〜と、思いつつもつい自分の写真をアップ、XやFacebookに若き日の、 或いは爺いとなった、我が顔を見かけて、ギョッとする事がある。 『どんだけナルシルト!、このジジイ … 』と思われているのだろう…

『如是我聞』を君はどう聞くか?

一応、私のブログは『日記風』・・・という体裁になっているが、やはり赤裸々…というわけにはいかず それこそ一応それなりに格好っけていることは間違いない。 まぁ、本人が言っているのだから間違いない…はず。 で、さっそく告白するが、私は禅修行のことを…

あっぱれ・ドラマ『無能の鷹』

一昨日、Netflixドラマ『無能の鷹』にハマってしまい、一気『観』してしまった。 日本のドラマ事情にうとく、出演者では部長役の高橋克実さんぐらいしか知らず、主演の荒井菜々緒とか塩野瑛久は初めて見る顔。 ドラマの発想が素晴らしく漫画的・・・と思った…

還暦ギャラリー『森』〜 エスカラード祭(1999)

前回ブログで、ジュネーブの歴史祭『エスカラード祭』を話題にしたが、私はこの祭りを何回か撮影していた。 そのうちの1999年に撮影した写真を今回展示。 ジュネーブという街、小さいながら各国連機関のある『国連の街』として有名かと思うが、 歴史的には、…

郷里の味

普段、私は駄洒落半分で『悟り』を『郷里・さとり』と読み込んでいるが、 昨日あたりから、シャレ抜きで『郷里』というものを『味』という視点から再考察している・・・。 ヨーロッパ滞在もじきに34年目になろうとしながら、今頃『郷里の味』に気が付いたの…

慈石の針

こちらスイスでは、日本ほど12月をあらわす『師走』・・・という雰囲気は希薄だ、そりゃまぁそうか… 。 『師走』とは :かつて、12月は僧侶が各家庭を訪れて読経や仏事を行う時期でした。 このため、僧侶たちが忙しく各地を駆け巡ることから、 この月を「師…

佛道は『デジタル自然』を行く

『自』という字が持つ・・・『おのずから・みずから』という重ね合わせ、もつれに拘泥すると 私たちが何気に『自然』と言っている『自然』が何を意味しているのか・・・『自ずと・自ら+然り』の意味するところが佛性である… と禅者である私は解釈するが、そ…

禅とは・・・東洋の『人工智能』

今日、12月8日は2500年前に釈尊が悟りを開いた日である。 その意義の重み・・・のようなものは、私の円覚寺でのささやかな禅修行体験ではあったが 12月の臘八接心(ろうはつ・せっしん)という一週間の集中修行のただならぬ雰囲気をもって いまだに私の背筋…

アバター『馬骨』、時々『一撮』

先日、今年5月の私の誕生日に相方の姉がプレゼントしてくれた、DVD映画:橋本一監督作品『北斎』をようやく観た。 それは、時代劇といっても身分の上下関係一切ない、『芸術の世界』の話で、日本人の原点を映画という窓から覗き見したような作品で 江戸時代…

神も仏も12月・・・

私の『禅』における『単』細胞的解釈によると、『神も仏も12月に誕生した』・・・ということになる気がした。 我が家には、『クリスマスカレンダー』(↑の写真右側の12月1〜24日までの小窓風に散らばった日にちをめくると、 クリスマスにまつわるイラストが…

佛性・両志力覚

最近の私の妄想狂力は手が付けられない状態にまで上昇し 『 このままでは、科学はいずれ「佛教」に同化するであろう 』・・・と言うレベルだ。(科学を何も知らない…から何でも言えるよね) であるから今日のタイトル『両志力覚』は、もちろん『量子力学』か…

馬骨の『曖昧な微笑』考・・・

私のこれまでの(そしてこれからも・・・?)人生における『曖昧な微笑』と、かのアインシュタインが言った有名な言葉 『神はサイコロを振らない…』との間に何だかの関係があるのか?? そういえば、2500年前に仏陀は『色即是空空即是色』と『色空』をめぐり…