正直な話、 ここで見た写真で感銘を受ける・・・・事というのが 無いので(やっている写真展を全部見ていないので
見逃してしまったものもあるだろうけど。) 無料で見られることは 大変ありがたいのだ。(市民の権利であるけど。)
今やっている写真展は http://www.elysee.ch/ タイトルは「カーテンの裏で…」というもの。
テーマ:は駅や街角にある・・・日本語で何ていうのか忘れてしまった・・・写真自動撮影現像機?或いは フォトマシーン?
で撮った写真・・・であった。
テーマとしては 面白そうだが 映像的に面白いものが見られるかどうかについては かなり懐疑的な面持ちでのぞんだ。
そして案の定 退屈な写真であった。 ただ一つを除いては。
それを紹介する前に 驚いたことを一つレポートしたい。それはこの自動撮影マシーンの まさにカーテンの裏で
キッスするカップルというのは 可愛いのであるが、 中にはズボンを下ろして大事な所を撮っている野郎どもが
いたのだ。そういう写真が数点ズラリと展示してあるだけでは 足りないのか 子供の視線でよく見られる位置に
ガラスケースに入った写真は なんと・も・・・云えない、子を連れた親ならば赤面し 無垢な子供は必ずそれに
ついて親に説明をもとめるであろう・・・写真が展示されていたのだ。(いくらなんでも?と首をかしげる展示)
そう、ただ一つ退屈ではない 感銘を受けた写真があった。それがなんと澤田知子さんの写真であった。
まさに百面相の姿を 自動撮影マシーンで撮った写真をズラリと展示。 これは圧巻。
彼女の写真は 同じセルフポートレートでもこれとは少し違ったテーマのものを写真集で見たことがあった。
木村伊兵衛賞を受賞している。
