拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

ヨーロッパの風

今どきの少年・Y (その2)

昨夜、同じアパートの友人から連絡があり、一年半前に会ったY君が母親と一緒に来るので一緒にお茶でもどうですか?とのこと。 Y君については 2021年12月22日のブログ記事『今どきの少年・Y』・・・で書いた少年の事で、独学であれだけ日本語が達者なガキは・…

小さな巨人 BD版

『小さな巨人』・・・使い古された表現だが、昨日の『バトミントン・ヨネックス・全英オープン2022』での山口 茜(あかね)さん の活躍はまさにそれで、私のような小さな者にとって彼女は『小さな巨人』で、世界中の小柄の者をどれほど勇気づけたであろうか…

うかれない春

先月の26日は我々の結婚記念日・・・であった。 式は挙げず、品川区役所で籍を入れただけの簡単な手続きで結婚して32回目の結婚記念日。 いつもだと、春たけなわの季節、明るい気分でこの日を迎えるのが、70年ぶりの戦争が勃発 せっかくコロナ騒動もヨーロッ…

一句詠みたし…ある冬の午後

ウトウトしそうな今日此頃、久々に一句詠わせる気分になった。 以下三句は同日に詠んだ句。 『 モノノケに 不意襲われし 冬の午後 無邪気まとった 純白の犬 』 一撮 昨日、田舎にある相方の従姉妹の家を訪ねた。 談笑したり、付近のブドウ畑の道を散歩したり…

今どきの少年 ・ Y

昨日、相方が立ち上げた『お早う御座います−日本語会話会』第三回目をそばの喫茶店で行なった。 相方が言い出しっぺの会で、『日本に行ったことがあり、ある程度日本語ができる人の集まり・・・』という第一条件でアプリを通して 募集したが、結局同じアパー…

初雪や・・・

昨日のブログで載せた『新型最高級棺』・・・の写真は、おそらく沢山の人にショックを与えたのでは?・・・とちょっぴり心配していたところ。 案の定、今朝の別な新聞がスイスで『自殺ほう助業』を営む2社『Exit・Gignitas』のうちのExit社が、 この新型安楽…

『サムライ伝説』を観る

昨日10日、友人に誘われてスイスの首都ベルンの歴史博物館で11月4日から来年6月5日まで行われている、『SAMURAI-Legend』という 日本のサムライが戦闘のとき身につけた鎧兜・・・などを中心に『サムライ文化』を紹介したアメリカはダラスにあるプライベート…

絆のビリヤード

一昨日、相方の両親宅へ訪ねたとき、いつものように義父とビリヤードをしたが、今回は1 勝 5 敗 で私は大敗した。 4,5年前の私の定年退職と義理の両親の老齢化にともない、私は2週間に一回のペースで両親宅を訪ねるようになった。 義父は昔、ヨーロッパ…

野生へのロマン

秋になると、ヨーロッパの各地で『中世祭り』が盛んに行われるのだが、これもコロナ禍の影響で影をひそめている。 どんな祭りかというと、ヨーロッパの時代を中世にさかのぼって、お城のある地方では城内外の一角を17〜19世紀そのままの 雰囲気を醸し出すべ…

人生は己を探す旅

昨日、4年前退職以来私が所属している『Care team Japan』という日本人相互助け合い…的組織の、ジュネーブ支部による声掛けで第2回散歩会に参加した。 ベルソワ市に長年住んでいる会員の方(日本人女性)による案内で1時間半ほどの散歩会であった。 ジュネ…

アップル村のパンプキン

秋の気配が強くなり、朝は8〜9℃、日中が15〜16℃ぐらいの気温で、今日は晴れていたが、風が冷たいので少し驚いた。 今日は朝から我が街(Morges)モルジュの北の山側方面、電車やバスで30分ぐらいの村へ初めて行ってみることにした。 電車で行くつもりでホ…

植物園

たぶん27、8年ぶり。 ジュネーブの植物園に行って想定外に癒やされてしまった。 ジュネーブの植物園といえば、引越し屋時代、毎朝通勤電車の窓からそれとなく見ていた場所だ。 昔、観光ガイドを始めたばかりの頃、ニコルと散策した記憶がある。 植物園だな…

ヨーロッパに観る 『 丹電力 』

先日、我らの第4散歩コース…電車で26分+徒歩30分の中世のゴシック教会で有名?な『ゴマモチエ』という地名の 小さな村にて彫刻展示をやっている。 義母の知っているアーティストとのことで是非見に行って、『私からよろしくと言っていたと言って頂戴ね』・…

南小島への船出

一昨日の9月24(金曜)は、スイスの『隣近所祭り』の日で、我が新築のアパート(162世帯)でもスイス人男性とカナダ人女性の 夫婦のリーダーシップにより中庭で持ち寄りパーティーをした。 40人〜50人ほど集まっただろうか、何せ皆が皆ほぼ同時に入居した新…

二人の少女

昨日、電車で20分、相方の従姉妹の家にお邪魔して、昼食を従姉妹の旦那と4人で頂く。 従姉妹夫婦には3人の息子がいるが、それぞれ長男がカナダ、次男が日本、三男がカナダ・・・と遠くに住んでいて 昔のにぎやかな5人家族の時代を知っている我々には、彼ら夫…

浮世の美

タンデム(地元の日仏語交流会)で知り合った猪武Yvesさん(フランス人)の展覧会『心揺さぶる浮世の美』を観てきた。 EPFL(ローザンヌ連邦工科大学)で研究者として働いている…と聞いていたが、こういった『微妙』な画とは知らなかった。 彼の絵はシュール…

ピアノ・コンクール

私自身は、だいたい隔週ぐらいで相方の両親宅を訪ねるが、今日行くと、義母が今ローザンヌの東隣りの街Veveyヴェヴェイ で行われている有名な国際ピアノ・コンクールでファイナルに残ったのが韓国人一人と日本人二人であることを教えてくれた。 『クララ・ハ…

スイス・ナイトフィーバー!!

本来なら、去年2020年開催予定であったサッカー・ヨーロッパ杯第16回がコロナ禍のために、 今年になり今現在ヨーロッパ各地に分散して行われている。 コロナ、コロナと騒いでいる昨今だから、サッカーの国際試合が行われていることもしらなかったが、 最近、…

一本 !

先日20年ぶり?に、地元ローザンヌにあるオリンピック博物館へ行ってきた。 観光ガイドだった20年前は年5,6回ほど、日本人グループを引き連れて入館したものだ。 この20年間の、映像展示技術の進展で展示内容の精密さと視聴覚施設による圧倒的迫力は、昔の比…

わが庭にも春が来た

35年前に2度目にスイスに来た時、相方になる前のニコルに、禅の素晴らしさを伝えたいがため『レマン湖は誰のもの?』・・・みたいな臭い質問した。 その口が今では、何でも『我が・・・もの』になっている。週に3回は行っている近所の我が公園、先日まで『赤…

般若ちゃんは3歳になった〜その2

般若ちゃんの話は前回で完結…と思っていたが、いやいや、ちょっと書き忘れていた大事なことがあった、と思い出した。 というのは、まぁ噂では聞いていたが、実際にこの眼で見た…という衝撃、というと大袈裟なようであるが、私の幼少の頃と 比較すると、私が…

般若ちゃんは3歳になった

先日、同じアパートの3階に住んでいる、ハナちゃんと言う女の子が3歳の誕生日を迎える・・・というので、相方が本屋さんで選んだ 絵本とカードゲームをプレゼントしたところ、若いご両親が大変喜んで、その日の午後のティータイムに招待してくれた。 我々の…

日輪刀、 コロナ春風を斬る!

スイスの『せっかち姉や』、ニコルの面目躍如、婆ば〜ネット力を発揮して、65歳以上に対して開かれた『コロナワクチン応募』 に誰よりも早くネット手続きを済ませた結果、本日4月6日朝・・・無事、第一ワクチンを済ませた。 私の日輪刀はPfizer(ファイザー…

花見散歩

哢人(ろうじん)・・・この際の『哢』とは(さえずる…の意味) 自分等、老人=シニア世代を書き表して『老人』というのは、なんだか情けない、せめて口だけ達者な『哢人』でどうだろう! うちの相方はまさに『哢人』で一日中さえずっていることだし… 。 私…

3.11の刻印

10年目の『3・11』を迎える。 どうなんだろう?私のように海外在住者(スイス)の持つ『3・11』の感慨と日本に住んでいる人達の感慨・・・ この実際の距離と距離感…の違いは、現実面でも情報量の圧倒的格差からくる印象の違いもあるだろうし、 遠いからこそ…

秘密の庭

2月下旬が目安だった飲食店閉鎖期間が、昨日スイス政府によって3月上旬まで延長され、3月1日からは商店(飲食以外の)は開業されることになった。 どこの誰よりも…というか、カフェなしでは生きていけないタイプの人間である相方ニコルにとって、2ヶ月…

黄雨の砂

先週土曜2月6日、朝起きると空が異様に黄褐色・・・ 何事…と思って、携帯で調べるも何も出てこない。日本のツイッターとは違う。 相方に聞いても『分からん…』とのこと。 ・・・昔、私が子供の頃こんな空を経験したのを思い出した…たしか火山の噴火だった。 …

只今、建設中…

私の辞書、というより我々夫婦の辞書には『建設中』…という言葉はありえない・・・、はずであった。 それが何がどうなったのか?『只今、(我が家)建設中… 』なのである。 貧乏道一筋に生きてきた私にとって、ありえないことが変異的に起ころうとしている20…

ホテル平和

良いのか悪いのか? 結婚しなければ、こんな馬鹿げた『事』はしなかったであろう…ということが 自分とは違うパートナーが存在すると時々ある。 今回は、我がアパートから約800mのところにある、『ホテル平和』に一泊する『旅』を相方ニコルがオーガナイズし…

生還した義母

スイスは九州ほどの大きさ。人口854万人・・・うち外国人が25%。公用語が仏、独、伊の3ヶ国語圏に分かれる。 28年前観光ガイドで働いていたときはスイスの人口は700万人だったのに・・・。 そのスイスの最近のコロナ感染者は毎日、平均4000〜5000人の間だっ…