先日、日本滞在中に買った本『生成AIで世界はこう変る』今井翔太著の第三章まで読んだ中、私にとって大変興味深かった事があった。
AIの『言語モデルは「穴埋め問題」を解いて学習する』・・・というのだ。
『穴埋め問題を解くには意外と高度な知識が必要であり、言語モデルは大量の穴埋め問題を解く過程で、世界に関する一般的な知識や文法構造を学んでいると言えるのです。』
・・・と書いてあった。
私はここを読んだとき、『へえ〜』と思い、でも確かに私も小中学校生徒であったとき、国語の学習でさんざんこの『穴埋め問題』をしたことを思い出し、
その後の人生においても『空気を読む』という形で、様々な状況を『穴埋め問題』に対処する如くしてきたような・・・。
この『穴埋め』を『空欄を埋めよ』・・・と言い換えることも可能で、それはまさに『空気を読む』という作業にほかならない…なと。
それをAIは、膨大な数の問題を解く中で、『モデルサイズを大きくするとある段階で能力が開花して、今までできなかったことが突然できるようになる…』
『能力創発』という現象が起きるという。
人間の場合でも、東大に入学するような者は、この作業を人一倍した人なのであろう。
そういった中で、『東大話法』といわれるような、徹底した『ご都合主義』な話法を身に着け、自己弁護に終始する、今話題の斎藤元彦兵庫県知事…のような人物もでてくる。
こういったことを観てくると、『空読』というようなものは、
次の次元としての『空観』への昇華が必ずや要するように思う。
前回ブログに書いた『Nexus』・・・には(つながり、中枢)の意味があり、『次のステップに繋がる関係を成立させる中心』・・・
つまるところ、『空読』が『空観』に次元を移行するには、
『中心』となるものへの視点というか意識が必要でそれは『自然』という形で、
『自ずから・自ら』の重ね合わせの自己実現するところに現れ、それというのは『知性』と『智性』との漢字方程式の違いとして表されるだろう。
相方が昨年、Chat-GPTに私のブログ活動について入力した画・・・笑える!