拈華微笑

自ずと示される道は、自ら歩むことで到る・・・自然

人"間"工学 〜 ケミストリー(化"覚"反応)!

 昨日は一日、Netflix『ブラインド・バンド』シリーズに釘付けになって一気にエピソード10までいってしまった。50人の若い男女の無名のシンガーがそれぞれ個室集い、各人が姿を見せず声だけで自分の歌を披露したあと、そのシンガーが気に入った者がボタンを押し、その合計が『5』以上であれば、合格で残ってその後チャレンジする機会をえるが、『5』以下であれば失格となって脱落。

この企画『ブラインド・バンド』の目的は、自分が気に入った歌声の者と3〜5人でバンド(グループ)を組んで、他に選ばれた6組のバンドと競合して優勝を狙う・・・というもの。

声だけで、姿を未だ見ていない者と次第次第にバンドを組み、互いにバンド結成を決意したグループの者たちが与えられた歌をバンドとして自分のパートを歌いながら、その時、初めて互いの外見を確認する…。

その6組のバンドを指導、支援する役を英語でMentor(メンター)と言っていたが、それがニコール・シャージンガーという有名な 歌手(でありダンサー、女優、TVパーソナリティ)で、この番組を成り立たすうえで、彼女の存在と彼女の言葉の重さには感慨深いものがあり、分断と混迷の現アメリカのイメージを払拭する、仲間を思いやり、互いを尊重することの大切さを毅然として説けば、それを素直に聞き入れる若者たちの姿に、古き良きアメリカ魂がまだしっかりと生きているのを観ることができ、非常にハッピーな時間だった。

その彼女が番組内で何度も使っていた言葉『Chemistry・ケミストリー(化学反応)』・・・が気になったが、それは個性も歌声も違う者同士が、心を一つにした時、ケミストリー(化学反応)が起こって、誰も予想もできない素晴らしい結果をもたらす…という意味合いで使われていた。

ここでは、自分と他人との『間』での『ケミストリー(化学反応)』を問題にしていたが、私が常に問題にしているのは、自分の中のもう一人の自分との『間』の事で、それを表現するのに、私は無機的な『無=0(ゼロ)』が有機的『0=空』に変化するイメージを以前から持っていたので、この『ケミストリー(化学反応)』の言葉を聞いた時、これだ!と思い。

人"間"工学の『間』とは、『ケミストリー(化"覚"反応)』を起こす場であり、それがあって初めて『縁起』が開始する・・・そういうふうに理解したとき、最も説明しにくい『悟り』の不思議なケミストリー(化"覚"反応)というのがイメージできるのでは・・・。

(いずれにしても、坐禅することを要するわけであるが・・・)

 

    

    

    俳句や短歌も、ケミストリー(化"覚"反応)を詠んだものだろう。写真も!

 

 

 

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